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移動時間を楽しくするラジオのすすめ 6選


・電車での移動中、どうしても本を読む気が起こらないときがある
・車での移動中、音楽のプレイリストがマンネリになっている
・手軽にお金をかけず興味の幅を広げたい人
・気軽に落語や英語に触れてみたい

そういう人に読んでほしいわけです。

そもそもの問題として普段からラジオを聞く人ってあんまりいなさそうだし、この前「ラジオを聞くのが趣味だ」と人に言ったら「マイナーな趣味だな」と笑われたけど、せっかく先月からradikoのタイムフリー機能*1がスタートしたので今回はおすすめのラジオをいくつか紹介します。

 

はじめに

その前にいきさつを少し。

私がラジオを聞き始めたのは中学生のときからですが、当時はアニラジや声優のラジオばかり聞いており、文化放送の『神谷浩史小野大輔の Dear Girl ~Stories~』『有限会社チェリーベル』『さよなら絶望放送』は死ぬほど聞いていたし、『集まれ昌鹿野編集部』『嗚呼、クラスター学園!』『週刊Radio SEED DESTINY ラジ種でーす』にも随分とお世話になりました。

ただ、大学生になって家から1時間半のキャンパスに通うにはそれらを持ってしても時間が余ってしまう。そういうときに出会ったのが"podcast"でした。

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あらかじめラジオをダウンロードしておいて、通学中にひたすら聞く。
そういう生活を始めて随分と知識の幅が広がったように思います。
とりあえず気になったものを片っ端から購読していって、つまらなかったら購読をやめる、それが気軽にできるのがpodcastです。お金は一銭もかからない。

英語を勉強したいなと思えば英会話のラジオを購読すればいい。
そりゃ真剣に勉強したいなら机に向かってテキストを開くほうがいいのかもしれないけれど、時間がないとかそこまで真剣に勉強したいわけではなくただ英語を聞いて耳を慣らしたいだけであれば、ラジオでも十分なはずです。

ラジオはそういった気軽さ、壁の低さが魅力のひとつだと思っています。

他にもradikoTBSラジオクラウドなど様々なサービスがあることだし、はっきりいってアウトであろうけどyoutubeニコニコ動画にだってラジオはアップされています。
また、文字起こしサイトもあるので、使い方、聞き方は自分に合ったものを選べばいいと思います。

 

1.『バイリンガルニュース』

気軽に英語を聞いて耳を慣らしたい人におすすめのラジオ。
パーソナリティのMamiは日本語を話し、Michaelは英語を話す、"バイリンガル会話形式"のラジオで、毎回2人の気になったニュースを英語と日本語それぞれで紹介したあと、その話題について話しあうというもので、英語が分からなくてもだいたいの内容はつかめます。

MamiとMichaelが選ぶ話題が毎回すごく面白くて、それも魅力のひとつです。
「心理量子力学」「サイバーいじめ法」「イーロンマスク学校」と文字の並びだけ見ると全く意味が分からないこと、ニュースで普段取り上げられないことについても興味深く紹介してくれる。
一時期はスノーデンの話題を頻繁に取り上げていたり、「セックスで若返り」「女性オーガズムの意義」「強制AV出演」と性やセックスについての話題も取り上げられ、話題の幅がめちゃくちゃ広いのも良い。

どこかスポンサーがついているとかではないので2人が手作りでラジオを作っているからこそ、何かに縛られず自由でゆるい放送ができていると思うし、バックミュージックがかからないで椅子の軋む音や飲み物を飲む音、車や雷の音が少し入っているのも、なんていうかこう、いいんだよ…すごく…生活感が良い…。

バイリンガルニュース (Bilingual News)

 

2.TBSラジオ安住紳一郎の日曜天国

安住さんの変態性と悪行が詰まったラジオ。凝り性でオタク気質な安住さんが聞けるのは『にちてん』だけ!
少し涙もろい中澤有美子さんの明るい笑い声にも本当に癒されます。
リスナーからのメールも、それを読む安住さんの読み方も面白く、何回聞いても飽きない。
もうお願いだからこれだけは聞いて。

地元・北海道へ帰郷して学生時代の先生のもとを訪れたら、当時の同級生たちが集まっており、いつの間にか結婚して子どもを産んで自分と同じように年齢を重ねておじさんおばさんになってて、そんな同級生が集まって色紙を渡してくれたことについ泣いてしまった安住さんとか

自分の汗から塩を作ろうとする安住さんとか
異常にパンダと醤油に詳しい安住さんとか
「朝食バイキングは人間の全てが出る!」といって朝食バイキングをアツく語る安住さんとか
とにかく面白いから聞いてほしい。

TBSラジオは、以前はpodcast配信を行っていたのだけれど、お金の問題で今はTBSラジオクラウドというサービスに移行している。
ダウンロードして聞くことはできず、ストリーミングサービスではあるものの、放送の質が落ちるわけでなし、聞くことが日課になればそれも苦ではなくなる、はず…。

三が日でも生で放送するあたりにこだわりを感じるし、スタッフ泣かせの一方でリスナーはそういうところがすごく嬉しい。メールも読んでくれるし、毎年毎年「一都六県市区町村別リスナー確認調査」という非常に気持ちの悪い、安住さんの執念を感じるイベントも行われている。どの地域にリスナーが多いのか・少ないのかを市区町村別で、リスナーからのメールをもとにチマチマ調査していたりもする。気持ちが悪い。そこが好き。

www.tbsradio.jp

3.『渋谷らくごのポッドキャスト「まくら」』

落語のまくらを放送するよ、という趣旨のラジオだったはずが、最近は本編も結構放送しているように思う。正直言って落語初心者の私でも、聞けば毎回笑ってしまうし、落語家に詳しくなくても楽しめる。落語を実際に観にいきたくなる。

若手の落語家さんが師匠のことを話すのを聞くことで、その師匠についても詳しくなれる。古典落語新作落語も聞けるのでバラエティ豊かで本当に面白い。

サンキュータツオ氏の落語好きもすごく伝わってくるし、別にそんなに敷居が高いわけじゃないんだな、と思わせてくれる。「落語聞いてみたいけど、方法が分からない」という人向けのラジオ。

eurolive.jp

4.ニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン

とにかくオードリー2人仲良しラジオで、聞いていてとても安心する。
これは『神谷浩史小野大輔の Dear Girl ~Stories~』にも通ずることなんだけど、パーソナリティー同士が仲良しで、お仕事っぽさがないラジオだと、テレビよりも近い距離感でその人となりを知ることができるんですよね。

若林さんが、「おれは、世間的には離婚するイメージがあるのかもしれないけど 相方を変えず春日とずっとやってきたことを頭の片隅に入れておいてほしいんだよ」と言っていたり、

「混んでる電車内で前の車両にグイグイ行こうとするやつなんか、人の迷惑だってことも分からずに駅のホームの階段の位置を気にしてグイグイ移動するやつなんか、1.2分早く会社に着いたところで仕事できねえだろ」

「大きい皿の真ん中のところだけが少し窪んでて そこに少量の高級食材が盛られているような高級レストランではみんなが"おいしい"ってやたら言うんだよね、自分に言い聞かせなくちゃいけないから 高いものはおいしいって」

 

「俺の仕事が忙しいってことに気を遣って、別れた恋人が部屋の家事をしてくれてて、コインランドリー帰りの彼女見つけて俺後ろから抱きしめちゃったんだよね」

などなど若林さんのものの見方考え方がすごく良いなと思うところが多くて、春日さんがどっしり構えてうんうんと話を聞く、その構図がとても良い。
毎回2人がそれぞれエピソードトークを話すことになっており、2人の話術を感じることができる。その分リスナーからのメール紹介は少ないけれど、ハガキ職人の投稿も毎回ゲスで面白い。

www.allnightnippon.com

5.ラジオNIKKEI『週刊 日経トレンディ

日経トレンディの発行人である渡辺敦美さんと崇(ぬい たかし)さんを中心に毎回話題の商品などを紹介してくれる。
格安SIM、VR、エコカー、スマートウォッチなど取り上げる話題は最新のヒット商品や、「コンビニvsネット通販・最得サービス決定戦」マイナンバーの利点と不安」など、知っておくと得する情報が満載。


話のタネになることは間違いないし、興味がない話題でも聞いてみれば関心することも多い。時間はそこまで長くないのに情報量が多くて、新聞で読むより気軽に知識を増やせるのがこのラジオの良いところだと思う。

週刊 日経トレンディ | ラジオNIKKEI


6.『Rebuild.fm』

宮川達彦さんとゲストが毎回IT技術について話すラジオ。
正直聞いていても本編のテクニカルな部分は分からない。それでも話し方でなんとなく分かるところもある。面白い。ここがラジオの魅力だと思う。
アフターショウでは最近ハマっているゲームや、apple製品、映画などカルチャーの話を中心にするので、エンジニア、プログラマじゃない人たちが聞いてしっかり楽しめるのはこっち。

最近でいうと、宮川さんと松田白朗さんが「アメリカで字幕公開されたシン・ゴジラは文字数が多すぎる」「会議室や人の名前も全部漢字の下に英語が出てるから」「石原さとみの喋った英語に日本語訳が出てそのまた下にアメリカ訳が出てる」と話していたの面白かった。

君の名は。』のアメリカ公開に関して話しているときに、「日本の田舎町みたいなローカルネタは伝わりづらいかもしれない」「主人公の男女が入れ替わったときに、話し言葉が変わるけど、あれって日本語でしか表現できないと思うんすよね」と話していたのも興味深った。
確かに日本語の方言みたいなものを英語でどう表現するのかは、気にしたことなかった。まあ『君の名は。』自体を観てないんですけど。

rebuild.fm

おわりに

今イチオシのラジオを書いてみたところでその魅力が私の拙い文章力で伝わったのか不明だけど、ためしに"podcast"を開いてみてください。
音楽の代わりに、読書の代わりに、電車から降りて改札まで向かうときとか少しの時間でも聞けるのがラジオの良いところです。再生ボタンを押せば、読書よりかは受動的でいていいし、何もしなくても情報が流れてくるのでそんなに疲れることもない。
時間が空いたときにこの記事をきっかけにラジオを聞いてくれる人がいたら嬉しいです。

*1:一週間以内であれば過去の放送を後から聞けるサービス。詳しくは

https://radiko.jp/rg/timefree/