22歳

 

22歳になりました。お祝いしてくれた方ありがとうございました。
去年の夏のバレエの発表会が終わってから、IT企業のインターンに参加してみたり、出会い系サイトに溺れたり、破局したりしましたが今年もなんとか生きてるみたいでした。

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8月の上旬に、初めての主役を任せてもらったバレエの発表会が終わり、ぼんやりしていたらあっという間に月末になっていました。「できないと思うなら私は言わないよ、できると思ってこの役を任せてるし、できると思って指導しているんだよ」という先生の言葉に涙ぐんだりしながらまあ緊張と重責でガタガタの本番をなんとか終えました。

今まで発表会で泣いたことなんて一度もなかったのに、今回は終演後に友人の顔を見たら涙が止まらなくなった。小さなバレリーナたちは出番が終わり安心しきった顔で、大トリを踊る私を袖から見ていて、客席からの視線よりももっと緊張を煽られた。この感覚は初めてだった。終演後の写真撮影で「泣くのはまだ早いよ~」と笑われたり、ロビーでは「なんで笑うの」「いやあ泣いてるなあ~って」と友達に言われたりした。

就職したらバレエの発表会でグランパドドゥを踊る機会はなくなってしまうかと思ったら、これが最後なのかもしれないと思ったら、自分の脚が一本なくなったみたいな気持ちになった。
就職活動をしながらの練習は本当に大変だった。行きたい会社からのお祈りメールを見たあとレッスンに行くことが本当につらかった。就職活動でアルバイトがたくさんはできなくて金銭的にもつらかった。でもバレエの練習に専念するために早く就職先を決めようと本気で思えた数ヶ月だった。

LINEやツイッターでも「頑張ってね」と声をかけてもらったのがとても励みになった。発表会のあとも、私がバレエのことを話しても興味を持って聞いてくれる人がたくさんいることがとても嬉しかった。今まではバレエをやってるというだけで「いつまで子どもの頃の習い事を引き摺っているんだ」みたいな気持ちになって、おとなしく、おしとやかにバレリーナらしくいなければと思っていたのかあんまり人にはバレエのことを話せなかったように思う。
就職活動をする上で、自分の軸を決めなさいと言われて自己分析をしていたら、私の人生にはずっとバレエがあったんだと初めて気づいた。「16年もやってることは自信持っていいことだよ」と、人から言われたのもきっかけの一つだった気がする。

応援してくれた皆さん、励みになる言葉ときれいなお花をありがとうございました。

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最近幸せすぎて死んじゃうんじゃないかと思うことが多くて、早死にしそうな勢いになってきた。
親友と浴衣を着て花火大会に行ったり、人とオリンピックを見ながら感動したり笑ったり泣いたり、木更津に行って海を見たり始めてなめろうを食べたりした8月だった。親友とディズニーに行った。充実しすぎて今までなんだったんだろうと思うレベルで、ときたま来るバイトも習い事も遊びもないオフの日が来ると寂しくて仕方がなくなる。どんどん自分がだめになっていくような気がする。

・やたらと美味しかったパンケーキ

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・千葉の海

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・初なめろう

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・誕生日祝ってもらった

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誕生日は東京タワーで新宿外苑の花火大会を見た。東京タワーの中での、音が聞こえない花火。都会での花火大会はちょっとしたテロみたいでおもしろかった。高層ビルが燃えていた。

今年もよしなにお願いします。