パートナーからの暴力について警察等に相談した

 

パートナー(夫)が怖い。パートナーからDVを受けている気がする。

そう思い警察署や内閣府のDV相談+、東京ウィメンズプラザに相談しました。

 

 

 

前回までのあらすじ

これまで、私がパートナーに対して、「こういうことをされて悲しかった」「ああいうことをされてつらかった」と言うと、パートナーはいつも「そんな些細なことで?」「おれはそんなことで傷つかない」「おれそんなに悪いことした?」と私に言ってきました。

 

他人同士なのだから意図せず相手を傷つけることはあるけれど、相手が傷ついているとと気づいたときには相手の痛みや悲しみ、つらさに寄り添って謝ってほしい。散々そう言ってきましたが私の声は届きませんでした。

 

しかし、先日とある記事を共有したところ、「"おれそんな悪いことした?""そんなことでおれは傷つかない"って おれの価値観を相手に押し付けて精神的に暴力を振るっていた」とパートナーが気づき、謝ってくれました。また、気づきを得たあとに「こういうことをされてつらかった」と私が訴えると「ああ、そういうことでつらさを感じたんだね」と寄り添い話を聞いてくれました。

やっと私の声が届いた、やっと報われる、そう思いましたが、結局何も変わっていませんでした、むしろエスカレートしていました。というのが今回の話。

 

aknynk.hatenablog.com

 

 

喧嘩・暴力のきっかけ

元気が出たら詳細を書こうと思います(書けないと思う)
想像で補ってください…。

6/4(土) 

私は毎週土曜日に習い事のバレエに行っていて、この日はバレエの前にパートナーと二人でTSUTAYAにDVDの返却・貸出をしようと思い普段より早めに家を出ました。

先日、『トップガン マーヴェリック』を観たので、トム・クルーズ祭りと称し、先週借りた『カクテル』や『マグノリア』を返却し、『ライトスタッフ』を借りに行こうという話をしていました。

しかし、TSUTAYAに着いてからDVDは借りないとパートナーが言い出しました。

パートナーは、早めに家を出て余った時間は二人で買い物でもして時間を潰せばいいと思っていたようですが、私はこれからバレエがあっていつもクタクタになるから、これ以上歩き回ってバレエの前に疲れたくないという思いがありました。

返却するだけなら返却BOXに入れるだけなので、5分せずに終わる。

それを事前に一言言ってほしかったという、ほんの些細なことが喧嘩のきっかけでした。

 

私「予定が変わるなら事前に一言言ってほしかったなあ」

 事前に一言なかったのがイヤで、それまで繋いだ手を離してひとりで歩く私。

夫「おれが失敗することすら許されないのか!?心変わりしちゃダメなのか!?」

夫「そんなに借りたかったのなら、そのとき言えばいいじゃん!」

 

別に『ライトスタッフ』をすごく観たかったわけではなく、ただ二人でDVDを探す時間が楽しみだったし、バレエ終わりに疲れて帰っても一緒に観る映画があることが何よりの楽しみでした。(Netfrixにある映画を観ればいいだけだけれど、一緒に探すの込みで楽しみにしていました。)

 

結局「おれが失敗することすら許されないのか!?心変わりしちゃダメなのか!?」という言葉の裏には、「そんな些細なことで?」「おれそんなに悪いことした?」という本音が隠れていて、今まで通り私は悲しくなりました。結局何も変わってない。

 

後からパートナーに言われて知ったのは、それまで繋いでいた手を離してスタスタ歩いていく私の行動が、彼にとっては怒りをぶつけられている、と感じ彼は彼で傷ついていたこと。私は彼に怒りをぶつける意図はなかったとしても、彼はそのように感じ、傷ついていました。その点については謝罪をしました。

 

6/12(日)

パートナーはひどく共感能力が無いような気がする。

共感には認知的共感と情動的共感というものがあるらしいとネットの記事を見つけ、それをLINEで共有しました。以前記事を共有したときに自分が暴力をふるっていたと気づいたときのように、何か気づきを得てくれるかもしれない。そういう思いで共有しました。

しかし、パートナーにとってはそれが気に食わないらしく、LINEで共有した途端に大きい音を立てドアを開閉し、私の部屋に乗り込んできました。

いつもだったら「今話していい?」と声をかけてくれます。

 

「いつもおれから謝ってばかりだから、今回はおまえが謝ってくるのを待っていた。それなのに、ネットで都合よく書かれた記事を共有してきて、おれがしたいのはそうじゃなくてお互いの悪いところを認めて謝る話し合いをしたいんだ」

 

言葉ではそう言いながらも、大きい音を立てドアを開閉し部屋に乗り込んでくる時点で私は恐怖を感じました。彼は冷静ではないと私は思いました。

これまで散々「そんな些細なことで?」「おれそんなに悪いことした?」と悲しみを軽視されてきた過去があるから、自分から歩み寄ってごめんと謝ることがものすごく苦手です。申し訳ないと思う。謝りたい気持ちよりも恐怖のほうが勝つ。話しかけられない。自分から歩み寄れない。

 

また、LINEで記事を共有したのもよくなかった。

 

冷静ではないから今は話したくないとパートナーに伝え、部屋から出て行ってもらいました。

そのあと、いつも二人で書いているノート(対面だと口論になるからとお互いの思いをノートを書くことが度々あります)に、自分の気持ちを書き、リビングのテーブルに置いておきました。

 

すると、

夫「もう読む気ないから」

夫「自分が言いたいことだけ言って、おれの話は聞いてくれない」

夫「ゲームする余裕はあるんだな」

などと言いながら部屋に入ってこようとしました。

私の部屋は引き戸なのですが、入ってこないでと叫びながら戸を閉じようとしても、彼が力づくで戸を開けようとしてくるのでした。

この時点であまりの恐怖に「警察へ行く」と家を出ました。

半そで・短パンの寝巻の状態で、夜中0時に家を出ました。

パートナーからは家を出るときに「被害妄想だよ」と言われました。

 

相談先について

交番

家を飛び出してすぐに交番へ行こうと思っていました。

しかし、交番の近くまで行けても、中に入ることがどうしてもできませんでした。

ものすごく怖かったのです。私の悲しみを分かってもらえないのではないか。殴られたり蹴られたりしているわけではないから証明できる傷がない。もし家に警察が行ったら、パートナーが逮捕されたら、会社に知られたら、セカンドレイプ的に無理解な言葉をかけられたらどうしよう、そういった恐怖で何度も何度も交番に行こうと思ったけれど、行けませんでした。

 

交番に行けず夜中に街をうろうろしたり、公園で友人に泣きながら電話をしたりしました。友人からは、警察の生活安全課のこと、その他相談先のこと、今逃げることが今後のお互いのためになること、色々言葉をかけてもらいました。本当にありがとう。友人からは、今日はタクシーでどこかホテルへ行ったほうがいいと繰り返し言われました。

 

しかし、結局私は家に帰ってしまいました。逃げる元気がありませんでした。その日は0時頃に家を出て、2時過ぎに家に帰りました。彼からは何度も電話やLINEで連絡が来ていて、「そばにいて欲しいよ」「警察行ったけどいなかったよ」「どこにいるの?」「心配しています、連絡ください」といった連絡が入っていました。恐怖でした。

「怖いので今はもう話したくありません」とLINEで連絡をし、その日は部屋で眠りました。

 

警視庁総合相談センターへの電話

6/13(月)の朝、起きたら少しつらさが減っていて、「あ、もう大丈夫かも」と思い、午前中は普通に仕事をしていました。しかし、友人から警察署まで行かずとも生活安全課に電話を入れておくと良いのでは、といったDMをいただいて、勇気を出して仕事の合間に警視庁総合相談センターに電話をしました。

 

相談ホットラインのご案内 警視庁

 

03-3501-0110に2回ほどかけましたが繋がらなかったので、#9110に電話をかけました。

 

私「交番に相談していいのか分からなくて電話しました」

相手(男性)「え???」

私「夫からDVを受けているかもしれなくて、相談したくて…」

相手(男性)「DVの相手は夫ですか?具体的にどういった暴力ですか?お住まいはどちらですか?こちらの窓口ではDVにあたるかどうか判断はつかないので、区の警察署の番号をお知らせしますのでそちらに電話してください」

 

私がちょっと冷静ではないので変な相談の仕方をしてしまい、電話の相手に「え???」みたいなリアクションをさせてしまいました。申し訳ない…。しかしこの「え???」ですら心に鋭く刺さってくるのでした…。

 

警察署への電話

6/13(月)、警視庁総合相談センターに電話したところ、つらさや恐怖が蘇ってきてまた泣いてしまいました。朝起きて痛みが薄れてきたように思っていたから普通に午前中は仕事をしていたのにやっぱりダメだった。

 

友人が、「緊急ではなく、身の危険も現時点ではないので、あくまで今後のための相談として調書を取っていただきたい」「女性警官に相談したくて、女性がいなければまた後日かけなおします」といった例文を送ってくださったので、それをそのまま仕事用のPCのサクラエディタに書き起こして、それを読みながら、意を決して警察署に電話しました。

 

私「夫からDVを受けているかもしれなくて、相談したくて…」

警察署の方①(男性)「相談係にお繋ぎしますね」

 

警察署の方②(男性)「どうされましたか?」

私「緊急ではなく、身の危険も現時点ではないので、あくまで今後のための相談として調書を取っていただきたいです。夫が大きな音を立ててドアを開閉する、無理やり私の部屋に入ってくることが昨夜ありました」

警察署の方②(男性)「女性のほうがいいですか?」

私「可能であれば女性の方がいいです」

 

警察署の方③(女性)「どうされましたか?」

私「(先ほど話したことを繰り返し伝える)」

 

警察署の方③から、調書を取るにあたり(?)以下のようなことを聞かれました。

  • 氏名
  • 住所
  • 生年月日
  • 夫の生年月日
  • 結婚したのはいつか(結婚してどれくらいか)
  • どこで夫と知り合ったのか
  • お子さんはいるか
  • 喧嘩が起きたのはいつか
  • 喧嘩の頻度
  • あなたの実家はどこか、実家の住所
  • 実家に避難することはできるか(実家とは折り合いが悪く避難はできない)
  • 別居・離婚は考えているか(可能なら仲良く円満に暮らしていきたい)
  • 家に行ったいいか?(家には来ないでほしい)
  • 夫の連絡先(夫に知られたくないないので、あえて分かりませんと答えました)
  • 性被害はあるか

 

不安なことがあったらいつでもお気軽に電話してほしいこと。

緊急だったら110番でも良いこと。

来月目途で様子確認のため再度警察署から電話をすることなどを伝えてもらいました。

 

ちなみに、その日はパートナーは仕事を休んだらしく、すぐ隣の部屋にパートナーの気配がありました。そんな中で電話できた私すごくえらかったよと褒めてあげたい。頑張ったよ。パートナーに警察の方との電話が聞こえるかもしれない、またいつ部屋に無理やり入ってくるかは分からない、そんな中で、会社の週次ミーティングをこなしつつ電話できたのは本当にえらかったと思う。

 

警察署へ訪問

6/13(月)、電話が終わってすぐにまた警察署から電話がかかってきました。

「本当にDVを受けていないか顔を見せてほしい」とのことでした。

警察が家に来るか、もしくは警察署に私が行くか。

とにかく家に来てほしくないので、私から警察署に行くしかありませんでした。

 

私「何時までに行かなければいけないといった決まりはありますか?」

警察署の方③(女性)「今日私は夜勤なのでいつでも良いですよ」

 

その日は仕事も結構炎上していてヤバかったのですが、無理やり仕事を終わらせて警察署に向かいました。家から警察署がすごく遠くて、徒歩20分、往復40分くらい歩きました。坂があるので自転車もキツいし、何より交通手段を考える元気はありませんでした。

 

警察署では、小さな部屋に通されて以下のような話をしました。

警察の方ひとりと私の二人だけで静かに話せる場所でした。

 

  • 喧嘩のきっかけ、詳細、私から謝らないことに夫は腹を立てていること
    • 私たち夫婦も頑固だから謝らないですよ~(笑)みたいな話を警察の方からされました。
  • "東京ウィメンズプラザ"という相談室の紹介
  • 避難場所(ホテル・実家)に行けそうか、実家を頼れそうか
  • 今日は夫と話したか
  • 今日は被害はないか
  • いつもどうやって仲直りをしているか(喧嘩の2,3日後にノートやLINE、話し合いをして仲直りをしている旨回答)
  • 調書はあなたにしか見られません、あなた以外の方は見ることはできません
  • ただし、警察の中で共有することもあるので、あなたの顔写真を撮らせてほしい
  • 夫の顔が分かる写真も撮らせてほしい
  • 電話番号が分かる写真も撮らせてほしい
  • 「これ以上やったら逮捕されますよ」と夫に警告することもできること
  • 「電話してくれたら飛んでいきます」
  • 交番もそんなに敷居が高いものじゃないので頼ってほしいこと

 

 

会社が提携しているEAP(従業員支援プログラム)へカウンセリング依頼

6/16(木)、会社でもカウンセリングやDV相談ができる窓口があったような気がすると思い、メールにてカウンセリング依頼をしてみた。6/16(木)午後にメールをしたけれど、返信は翌日6/17(金)で、なんというか返信のペースが遅いので、なかなかタイムリーにはやりとりできなかった。

また、「カウンセリングは本メールから一週間以降の日付を指定してください」といった記載があり、今すぐに相談したいんだよ!みたいなことは難しそうに感じた。まだカウンセリング日は決まってない。

 

 

結果的にメールで予約できるっぽくて、それはよかった。

 

内閣府 DV相談+へのチャット相談

6/19(日)、チャットで相談をしてみた。

以前もチャット相談はしたことがあったけれど、そのときはただ寄り添ってくれるだけで何も解決しなかったんだよなあという印象があった。今回は、警察署の方にも案内された東京ウィメンズプラザを最終的に紹介してもらった。

 

soudanplus.jp

 

聞かれたこと、話したこと

  • 結婚前からDVの兆候はあったか
  • DVのきっかけに心当たりがあるか
  • どのようなことで喧嘩になるか
  • 子どもはいるか
  • あなた自身はどうしたいと考えているか
  • 他にどこかに相談したことはあるか
  • 警察や医師からどのようなアドバイスがあったか
  • 実家を頼ることは難しいか
  • 東京ウィメンズプラザへの相談

 

チャットの中で、以下のようなことを言われました。

 

「夫さんはあなたの気持ちを想像することが苦手、もしくはできないように感じますがいかがでしょうか」

 

「彼に暴言をやめるよう説得することは難しいように感じますがいかがでしょうか」

 

「あなたが我慢するということは、あなたらしく生きることをあなたご自身が手放すことになります。そのような自分をあきらめるような選択はしてほしくないです」

 

「かなり深刻なDVのような気がします」

 

パートナーが変わることは難しい、だからこそ私自身がパートナーから離れるかどうか、自分の安全を守ることを最優先に考えてほしいといったことを言われました。

私としてはパートナーと仲良く円満に暮らしていきたいけれど、どうしても離れるほうを案内されてしまう。彼から離れるためのエネルギーが全然無いから困ってる。

 

 

東京ウィメンズプラザへの電話

6/19(日)、電話をしてみた。

ここが、すごくよかった。

毎日21時まで電話を受け付けている。30分ほど話した。

 

www.twp.metro.tokyo.lg.jp

 

私は電話がすごく苦手で、なるべくならメールやチャットでやりとりしたいと思う人間です。だから警察の方に東京ウィメンズプラザを紹介されたときもなんとなく億劫で、電話することができていませんでした。しかし、先のDV相談+でも案内されたので電話をしてみました。

 

 

 

話してもらったこと。ちょっとあんまり粒度がそろってなくて、箇条書きの意味がなくて気持ち悪い…元気があったらまたあとで直すけど多分ムリ…。

 

  • 彼は、大きい音を立てたり怒鳴ったりというのを手段として使っている。
    あなたを従わせるために分かってやっている。
  • 警察に相談したことを話しても夫は「警察に売りやがって」と言うだろう。
  • そんな人に誰が何を言っても耳を貸さないだろう
  • あなたがDVについて勉強して正論を夫に伝えても、夫は自分が正しいと思っている。
  • 「暴力をしてしまって申し訳ないと思うけれど、おまえがおれを怒らすのが悪いんだ」と夫は思っている。
  • 妻の首を絞めて殺しかけた人ですらそうやって平気で言いますよ
  • このままつらいことが繰り返されると思います
  • 喧嘩してないときは優しいと言うけれど、DVにはサイクルがあって、優しいとき→ピリピリしているとき→どかんと爆発しているとき、そういったサイクルがある。サイクルを繰り返しながらエスカレートしていく。そのうち手が出るかもしれない。
  • 優しいとき、怒鳴っているとき、どっちが夫の本当の姿なのか見極める必要がある
  • あなたが彼を支えてあげようだとか、変えてあげようだとか思う必要はない。彼自身が気づいて反省しなければいけないこと
  • 彼の問題なのだから、あなたがご機嫌を取る必要はない、あなたは彼の母親じゃないのだから。対等な立場でいることが大事。上と下の関係ではいけない
  • 仮に「死ね」「くたばれ」とか互いに言い合ってる夫婦がいたとしたら、それは対等に言い合える関係だから良い。でもあなたは違う。
  • 対等であることが大事です
  • あなたを怖がらせる手段を使ってくるひとと、人生80年、この先一緒に暮らすのか、よく見極めてほしい。
  • 彼と円満に過ごしていきたいならトライしていけばいい。あなたも彼も負担なく、彼の根本が変わらなくても。方法がないわけじゃない。あなたが我慢すると言うのはダメ。
  • 離婚・別居ってそんなあっさり決められない。今日明日決められるものではない。それでもあなたには安全でいてほしい
  • もう少し一緒にいて、彼が変わるのか変わらないのか見極めてほしい。変わらないのならまた考えればいい
  • いざとなったら助けてくれるところがいっぱいある。役所も警察も、色々。そこは安心してほしい
  • 日本は被害者が離れないことには物事進まないようになっている
  • しかし、経済的な事情や、それでも愛しているからといった理由で、DVを受けているみんながみんなパートナーから離れているわけではない。天秤にかけて選択をしている
  • 委縮して暮らすのはよくない。夫を恐れて生きるのはあなたらしく生きられないということ
  • 夫とはいえ他人なのだから、互いに自立していなければいけない。支配されてはいけない
  • 経済的に自立していることはすごく大きい
  • 「"実家を頼れますか?"と毎回聞かれるけれど、私は実家と折り合いが悪いから難しいといつも答えるんです」「仕事してて経済力があるんだから、実家を頼らなくてもなんとでもなるでしょう。家だと冷静に考えられないからと、プチ家出やマンスリーマンションを借りるひともいますよ」
  • 「ごめんね、でも…(怒らせるおまえが悪い)」と言うひとは反省していない。あなたが気づかせてあげるのはダメ。夫自身が気づかなければいけない。
  • 今後も一緒に暮らしたいなら、自分のダメージを極力減らす方法を考えてほしい。これ言ったら怒るだろうなということを抑えてみるとか。夫のご機嫌を取るためじゃない、あなたが安全でいるために。

 

あなたは成人女性だから、あなたがどうしたいか、その意思が尊重される。

あなたが彼を変えようと努力する必要はない。

夫婦は対等な立場でいなければいけない。

どのような選択をするにせよ、あなたには安全でいてほしい。

自分で見極めてほしい。

 

そういったことを繰り返し言われた。

血の通ったコミュニケーションがやっと成された感じがした。

パートナーは変わらない。だからといって今日明日すぐに離婚を決めなければいけないわけじゃない。一緒に暮らす選択をしてもいいし道がないわけではないけれど、私の尊厳は損なわれてはいけない。

 

自分の意思。

私は離婚せずに円満に暮らせたらいいなと思っている。

でもパートナーは変わらないのだから離れたほうがいいというのも分かる。

ゆっくり考えたい。いまだに私の部屋に無理やり入ってきたのが怖すぎて、今日パートナーと少し会話したときも恐怖で身体が震えたし、すぐに涙が出た。また、引き戸が開けられたらすぐ気づけるように、突っ張り棒ではないけれど、こう、掃除機とか洗濯カゴとか、ごみ箱を置くようになりました。怖い、どうしてもすごく怖い。

今日パートナーと少し話してみたけれど、「ごめんね」と言いながらもやっぱり言葉の裏には「そんな些細なことで?」「おれそんな悪いことした?」「おまえだって同じことをやっているだろう」みたいな、「ごめんね、(でも…)」という感じだったので、パートナーは変わらないんだろうな。