恋人のこと

先日より恋人がいるようないないような感じになり、読み返しても浮かれすぎているのに、これで来週別れたりしたらちょっと面白い。

 

ツイッターでその人のことばかり書きたくなるので、ブログに書き留めてそれなりの文字数になったら公開しようと思っているやつ。公開したということはそれなりの文字数になったということです。

 

 

◼️7/12(木)

 

◼️7/13(金)

 

◼️7/14(土)

 

◼️7/15(日) 朝

桜木町のホテルで目が覚めて、意識もはっきりしてきた頃に言われた。

「今朝の夢思い出した」

「どんなの?」

「ホテルのスリッパを片方はふたつ履いててもう片方はひとつだけ履いてて、きみに『バランス悪いよ』って言われる夢」

「なにそれ(笑)」

変な夢を見るひとだと思った。

そのあとすっぴんの私を見て芦田愛菜に似ていると言った。ベッドに転がりながら王様のブランチを見た。『ガタカ』のトレイラーを見せたら恋人が一瞬寝た。

 

◼️7/16(月)

 

◼️7/17(火)

 

◼️7/18(水) 夜

誕生日プレゼントを買った旨LINEしたら半日ほど返信が来なくなり不安になる。誕生日はもう嬉しくない年齢だと言っていたし、私がプレゼントをネットで買ったことに対して少し気分が悪くなってるのかもしれないと思っている。

 

初めて何かを贈るし何が欲しいかも分からない、ただ食事が好きで料理もこだわりを持ってやる人なので、インターネットのひとに勧められた高級なお醤油にした。

コーヒーが好きだし日本酒も好きなので、コーヒー豆かコーヒーに合うもの、お酒が進むおつまみ。それでいて常温保存ができて日持ちがすること、帰るときに荷物にならないくらいの重さのもの。

塩はこのまえもらったと言っていた、ポン酢は鍋の季節でもないので微妙、柚子胡椒も使う場面が限られている、甘いものはあまり得意ではない、コーヒー豆は好みがあるし家にコーヒーミルがあるのかどうか聞いてない。ので、醤油にした。お刺身を食べるときとかに使ってくれたらいい。

 

◼️7/19(木) 夕

返信が来た。

「プレゼント買ってもらって申し訳ない」って書いてあったけど「申し訳なくないから、そういう大事なことはもっと早く言ってください!」と返した。でも私だって自分の誕生日を自己申告して祝ってもらおうと思えるほど図太い人間ではない。彼は私の誕生日を「8月の中旬」としか知らない。それでいい、今は。

 

仕事の用事で外出をした。

道を歩いていると彼が"勤めるであろう"会社のロゴマークが入った車を何台か見かけた。営業車なのだと思う。

勤めるであろう会社という表現をするのは、私が彼の勤めている会社を知らないからだけど、従業員数、規模感、事業所の場所などを鑑みるに恐らくあの会社としか思えない。

今日向こうはたまたま私の会社の近くに用があったみたいだけど、私は外出をして彼の会社の車を見ていた。すれ違った。

 

◼️7/19(木) 夜

このまえの三連休のときに一緒に桜木町のホテルに泊まったのだが、寝てるときや電話してるときに勝手に写真を撮り、それを思い出したときに見返している。別に誰に似てるわけでもないけど、こう、見ていて安心する顔だなと思う。ちゃんと許可を取って写真を撮りたいのだけれど、なんとなく撮られるのが嫌いな気配があるので、言い出せずにいる。

 

◼️7/19(木) 夜の2

好きな人はときどき腕を噛んでくる。

別に噛まれることは嫌ではないのでそのままにしている。

噛んでるときの目が好きだ。

歯型はついてないけどふとしたときに噛まれた感覚が思い出されて腕をさすってしまう。

 

このまえ『羆嵐』という小説を読んだが、ヒグマに太ももを食いちぎられ骨がむき出しになった子どもがその内に息耐える描写があった。

ヒグマが骨を噛み砕く音が聞こえる小説。

 

私の腕を噛む音は聞こえないけど。

 

◼️7/21(土)

 

◼️7/22(日)

 

◼️7/25(水)

 

◼️7/26(木) 朝

思えば自分のことを大事にしてくれる人を初めて大事に思えている気がする。

 

今までは好きな人に好かれるとその人のことを好きじゃなくなる、なぜなら私のことを好きになるなんてどうかしているから、という理由でいざ付き合うという段になってはすでにその人のことを、好きじゃなくなっていた。

つまりは片想い期間が一番楽しくて、振り向いてもらえた瞬間には熱が冷めていた。

自己肯定感の低さに起因するそれは、一生幸せになれないという確信をもたらしていた。

 

でも、今は好きな人に「会いたい」って言われると嬉しくて、私も会いたいと思っているのでなおさら嬉しい。完全に浮かれている。

そういった自己肯定感の低さを少しずつ矯正してくれたのが、前の記事の人なのだが、好きな人も好きな人で「自分に自信がないよね、たまには肯定してくれる人がいてもいいんじゃない?」とわりと知り合ったばかりのときに言ってくれたのが何よりの救いだった。

私の自信の低さを分かってくれている人は、私が少し褒めたくらいじゃ大して効果がないことも分かっていて、少し大げさなくらいに褒めてくれる。何より否定しないで話を聞いてくれている。

 

◼️7/26(木) 昼

 

◼️7/30(月)

 

 

はい